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|| COLUMN ||

【第5回】キーボードを録る!

先日(2016年12月3日)の大阪心斎橋paradigmでのライブも終わって、雪の北海道へ舞い戻りまして、残りのパートを書き上げようと頑張っておりますKIYA-HENでございます。(^^)
  
さて残すところ、キーボードとボーカル位でしょうか?
 
「歌は最後に入れる」と言う、昔のセオリーを踏襲するために、先にキーボードから行きますか。
 
コイツは、ある意味簡単です。
必要なもの → シールド。w
以上です。
 
インターフェースにキーボード繋いで弾く!
 
ただコレだけ。
問題は、シールドをインターフェースの何処に繋ぐか?位かな?
初心者の人がよく悩むのは、インターフェースには色んな「穴」が空いてまして、一体何処に何を挿せばいいの?ってところだと思うんですよ。
まぁ、キャノンコネクタや、ピンジャックならソレしか挿さらないから良いのですが、標準プラグ(普通のシールドに付いてるプラグね)は割りと何処にでも挿さるんですよ。
しかし、標準プラグの形状でも、インピーダンスが違う場合もあるんですよね。
 
で、イキナリでてきたインピーダンスってなんですか?って話なのですが…。
インピーダンスの話を詳しくやると、それだけでこのコラム100回分を超えてしまうので、ざっくり説明しますと、入力なり出力なりの受け答えできる量だと思って下さい。
これは、先に説明してたギターやベースの録音にも関係してくるので、一応頭のなかに入れておきましょう。
 
ギョーカイ(何の?w)的には、「ロー出しハイ受け」っつー言葉がありまして、これ、エフェクターなども含めた基本的考え方に成ってます。
ハイインピーダンス出力からは大量の音データーが出てきます。
これを、ローインピーダンスで受けようとすると、データーが大量すぎて溢れてしまうんですね。
その溢れた分は、ノイズになって、音が割れてしまうんです。
では、逆に、ローインピーダンスででた出力を、ハイインピーダンスで受けるとどうなるか?
今度は、音が小さくてよく聞こえない!ってことになるんです。
つまり、インピーダンスはマッチングしてるのが理想です。
しかし音響機器は色んなメーカーが勝手に設計してますから、それぞれ違うメーカーの機械のマッチングを取るのは事実上難しい事になります。
なので「ローで出してハイで受ければ、歪まないで済むので、音が小さい時は、ボリューム上げりゃいいじゃん?」って考え方に成ったわけです。
結果、殆どのメーカーが、音響機器に関しては1MΩで受けて1KΩで出力する仕様に成っているはずです。
で、キーボードの話しに戻りますが、殆どのキーボード(ワークステーション系)は、2~300Ωで設計されているはずですので、殆ど気にせず繋ぐことが出来ます。
で、更にインターフェースを見ると、+4db とか、0db って書いてあるのですが…。w
これはデシベルっていいまして、基本気にすることはありません。w
というとかなり乱暴すぎるので、一応説明しますが、ちゃんと説明するとこのコラム123回分くらいに成るので、一言で言います。
 
「音の大きさ」です。
 
この場合のdbは、まず「インピーダンスがマッチングしている」と言う前提で書かれていますので、実際にはあまり役に立ってないんですが、一応…。w
簡単に言うと、0dbに、入力すると、実際の出力レベルのまま録音されます。
+4db だと入力の許容が約1.5倍に上がるので、相対的に実際の出力よりも音が小さく録音されます。
-20db だと入力の許容が約半分に落ちるので、相対的に実際の出力よりも音が大きく録音されます。
 
ここで、まとめてみます。
 
「ロー出しハイ受け」の原則に基づき、キーボードを、インターフェースへつなぎました。
キーボードの出力インピーダンスは、約300Ω。
対してインターフェースの入力インピーダンスは、約1MΩ。
ちゃんと「ロー出しハイ受け」を踏襲してますが、いざ試しに録音してみると音が小さい。
なので、db の切り替えが付いてるなら、0dbか、-20dbを選択することで、適正な音量で録音できるってことです。
もちろん、微調整はインターフェースの入力レベル調整か、DAWソフトの入力ボリュームで調整してくださいね。
※最近のは自動で調節する機種も増えてるので、このスイッチがない場合がありますが、其の時は本当に何も気にしないで繋いでOKです。
 
これで、後は録音するだけです。
では、準備ができたらRECボタンを押して録音を開始して下さい。(^^)

■プロフィール
2005年:HMバンド「MARVERICK」にてCDデビューし、香港・ドイツ等の海外興行を成功させる。その後、地元札幌にて来札するの国内外の著名アーティストのOAやサポート・共演をこなし、ジャンルやスタイルに拘らない自由な活動を行う。 
2006年:女性ボーカルのPOPバンド「鈴音」の活動を通して、SHINJIと知り合う。 
2008年:ベースのSHINJIと共に「Phantom of sorrow」を結成。