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【第23回】やれる時にやっといたほうがいいんだなって話

 
今年もあと2か月、皆様いかがお過ごしでしょうか?
Vorchaosは、11月頭にV系イベントと、海外アーティストのサポートアクトという、なかなか普段やらないイベントに出演してまいりました。
同じ系統のイベントもいいですが、普段やらない場所に出て戦うのも楽しかったです。
僕なんかは普段吉野家か松屋派なんですが、これを機に思い切ってすき家に行ってみようと思いました。
 
 
さて、Vorchaosは今月22日に主催のライブがあります。
Vorchaos、Another Story、HONE YOUR SENSEという、最高のメンツでお送りする激アツイベント!!この3マンはちょっとすごいぜ!!
 
Vorchaos Proudly presents “Vortex of Harajuku!”
2017年11月22日(水)原宿アストロホール
OPEN18:30 START19:00
Vorchaos、Another Story、HONE YOUR SENSE
前売¥3,000/当日¥3,500(税込/ドリンク別)
 
 
 
会場は原宿アストロホール。
 
そのアストロホールですが、年内で営業終了がアナウンスされています。
Vorchaosは1st Album「Vortex of chaos」のレコ発から始まり、2 nd Albumも、今回のメジャー・デビュー・ツアーのファイナルも・・・我々の歴史を刻んできた会場です。。
 
「君らなんでアストロホールなの?」と聞かれることも多く、特に明言してこなかったのですが、本邦初?公開。
なぜアストロホールなのかについて、想いを書いてみようと思います。
 
思い起こせば10年前、まだKazさんは学生でした。
音楽やる学校に行っていたのですが、その時にやっていたバンドで学内無双していました。
さらにYAMAHA主催のティーンズ・ミュージック・フェスティバルで、関東甲信越決勝まで行き、ZEPP TOKYOにも出演。
 
飛ぶ鳥を落としてまた飛ばす勢いで迎えた卒業間近、不仲が原因でスタジオに来ないメンバーが出て、一旦活動休止。
僕はそいつが復帰するのを待っていたんですね。
他のメンバーは新しいバンドを組んだりしていて、周りから「もう次のことをしなよ」って言われてもギリギリまで待ち続けました。
 
 
・・・結局そいつは帰ってきませんでした。
 
早々に他の活動を始めた他のメンバーは順調で、次のスタートが遅れたKazさんは卒業記念ライブで来た人、出る人の為に、永遠にドアの開け閉めをする係に任命されました。
他のメンバーは別バンドで楽しそうに演奏してる。
輝く照明、いい音、立つはずだったステージ。
俺はずっとドアを開け閉め。
 
なんだこれは?俺はなんだ?
 
人生でトップ3に入る惨めな瞬間。
in【原宿アストロホール】
 
そして、やり場のない気持ちを抱えて誓った訳です。
「必ずここでメインでライブしてやる。クソが!待ってろアストロホール!!」
まさかの会場逆恨み!!
あ、ギターの成績は主席でした。
 
すぐ次に動いた他のメンバーが悪い訳ではないし、来なかった奴も色々あったし、待ち続けたことが間違っていたとは、今でも思ってないのですよ。
過去を振り返って、どうするのが最善だったか今でもわからない時もあります。
今の僕にできるのは、その選択こそが正解だったと言えるよう証明し続けるだけ。
 
そして時は流れ、Vorchaosというバンドを始め、1st Album「Vortex of chaos」の発売を控え、あー、このバンド最高フォー!という状態で、
「レコ発は渋谷あたりのいい所でやりたいね。」という話になり、今だ!と速攻アストロホールに電話しました。
 
「企画ライブやりたいです!!」
 
「えー・・・・・とりあえず来てください・・」と言われて行きましたよ。
因縁の会場。
 
迎えてくれたのは及川さんという制作スタッフさん。
まだ事務所もメーカーも無く、メンバーだけで動いていた時代。
前情報もなく、一人で突然やって来たどこの馬の骨とも知れぬホースボーン僕の話を真剣に聞いてくれて。
門前払いされてもおかしくないやり方でしたが、
「一緒に成功させましょう!」って言ってくれました。
本当に感謝しきれないです。
 
そして迎えた[Vortex of chaos]のレコ発。
会場は満員。メンバーは楽しそうに演奏してる。
輝く照明、いい音、高いステージ。
ドアの開け閉めの係はもういない。
 
何も言うことなかったです。
 
その後は、事務所付きとなり正式に企画主催ライブ、ワンマン、そして今年のメジャー・デビュー・ツアーのファイナルと繋がります。
その頃にはもうお互い信頼感もあり、より良い公演を積み重ねて、節目となる時にはアストロホールという、ホームのような感覚で大好きな会場でした。
 
以上、原宿アストロホールでVorchaosが演る理由でした。
 
 
そんな会場が無くなってしまう、本当に寂しい気持ちが大きいです。
Vorchaosのメンバーもそれぞれに思い入れもあるでしょう。
スタッフの人達や、思い入れのあるミュージシャンも同じ気持ちだと思いますし、最後に盛大に見送ろうと思います。
 
 
そこで今更本題ですが、
 
バンドは見られる時に見ておいた方がいいよ、ってよく言いますけど、我々演者も、やりたいこと、やりたい場所は、出来るだけやっておいた方がいいんだなと思いました。
バンドと同じく、ライブ会場もいつまでもある訳ではないかもしれません。
悔いが残った会場、憧れの場所なんかは特に・・・。
 
あの時勢いで電話しなかったら、やる機会もないまま一生悔いが残ったままだったかもしれません。
悪い思い出は、いい思い出で上書きしていかないとね。
 
そんな大好きな会場で大好きなAnother Story、HONE YOUR SENSEとの共演!!
Vorchaosのアストロホールはこれで最後だから、目に焼き付けてくださいまし。
そして様々なアーティストが、数々の名演を生み出した会場を一緒に見送ってください。よろしくお願いします!!
 
と今回はここまで。
原宿アストロホールでお待ちしております。
また来月!!
 
 
【Vorchaos 】
Vorchaos Official Website
KING RECORDS Official Website
 
 
【Vorchaos Live Schedule】
Vorchaos Proudly presents“Vortex of Harajuku! ”
11月22日(水)原宿アストロホール
OPEN18:30 START19:00
Act:Vorchaos、Another Story、HONE YOUR SENSE
ADV¥3,000/DOOR¥3,500(ドリンク別)
 
 
INCEPTION OF GENOCIDE presents "Genocide Festival”
12月2日(土)渋谷CYCLONE&GARRET
open11:30 / strat12:00
ADV.¥3,000 DOOR¥3,500(+D)
Act:INCEPTION OF GENOCIDE、HONE YOUR SENSE、HOTOKE、Vorchaos、I promised once、Unveil Raze、ROACH、Mirrors、Earthists. 、Demo'n'Actual、OUTER HAVEN、SurpassFate、Reborn From Isolation、  BDP、 Malissa 、 Ailiph Doepa、onepage 、Infection、 Graupel、 Capture of the Sky、 Otus、and more…
 
 
Proud Rose Records presents 「Go to Destination」
12月3日(日)渋谷サイクロン
Open 18:00 Start18:30
ADV.¥3,000  DOOR¥3,500(ドリンク別)
Act:IBUKI、exist†trace、Vorchaos
 
このほか、随時追加公演予定有り。
 

■プロフィール
【Kaz】Vorchaos(ヴォルケイオス)のギターリスト。主に作曲とアレンジ、コンポーザー的役割を担当。2016年よりDEAN GUITARSのオフィシャルアーティストとなる。
 
【Vorchaos】2017年2月8日にキングレコード/NEXUSレーベルよりメジャーデビュー。メタル、ラウドロックをベースとし、無限の可能性を追求。重さと鋭さを併せ持つ攻撃的なサウンドに、事象の持つ二面性や人間の持つ感情の渦を表現した歌詞を伴い、独自のスタイルを構築している。